着物アートと日本の伝統工芸

押入れの中に眠った着物を対象に、アートに返信させて国内外へ売り出すという事業プランに取り組んでいるロシア人の女性の方のピッチを拝見した。

 

およそ8億枚の着物が押入れに眠っているという試算があるらしい。多いなと思った。それを和柄や日本の文化に好意的な海外へ売り出すという事業はわかりやすく、面白いなと感じた。

 

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残念ながら番組内では、投資家の方々からの投資は受けられなかった(ネタバレすみません)ようだが、なんとなく海外でバズりそうな気はする。

 

ところで、皆さんは「大島紬」を知っているだろうか?

番組内でも出てきたワードであるが、世界三大織物の一つらしい。他ふたつはフランスの「ゴブラン織」、イランの「ペルシャ絨毯」。ゴブラン織とペルシャ絨毯は聞いたことあるのに、日本の大島紬を知らない私は日本人ではないようだ。

 

大島紬は鹿児島県の奄美群島の伝統工芸品らしい。全て手織りで、工程が30以上もあり、1着できるまで半年から1年の時間を要するらしい。全て手織りでそんな複雑な工程を経ることから、人生で一度は着てみたいと評されるほどらしい。丈夫でもあり、150年ほど持つため、親子3代で引き継がれるそうだ。そんな大島紬がアートパネルになったら、高単価でウケが良さそうだなと思った。

 

改めて、日本の伝統文化の繊細さと守る価値のあることを再認識した。

伝統工芸品とその歴史についてより詳しくなりたいと感じた。